NHKの連続ドラマが
春の新しいシリーズを迎え
漫画家やなせたかしさんの
成り立ちを描いた
「あんぱん」が始まりました。
子供たちに大人気のアニメシリーズは
「正義の味方」という大前提ではありますが
とてもやさしくて「弱い?」主人公を
描いた物語でもあります。
おなかをすかせて困っている子がいたら
自分の顔(あんぱん)の一部を切り取って
分け与えてあげるやさしい主人公は
たくさんのファンを今も勇気づけています。
戦争経験者のやなせさんにとって
平和と正義は
より大きな存在価値を持ち
作品すべてに影響するような
テーマになっているのだと感じます。
戦争は人々の命や住まいを奪い
悲しみしか生み出しません。
信じていた人にすら
裏切られたり寝返ったり、
揺るがない正義というものは
存在しないのではないかという
深い深い悲しみが、この作品の根底に
あるような気がします。
アンパンマンのマーチの一節で
♪なんのために うまれて
なにをして いきるのか
こたえられないなんて
そんなのは いやだ
いまを いきることで
あついこころ もえる
だから きみはいくんだ
ほほえんで…
ほとんどの方が耳にしたことが
あるこの歌は
やなせさんの正義に対する気持ちと
平和への道筋を探し、考える中で
抱えていた自問の気持ちなのだと思います。
新しい大統領による
アメリカの追加関税によって
【貿易戦争】が起きそうな危機にあります。
報復によってもたらされる双方の損失は
実際の戦争のような大きな傷跡を
残す危険性を持っています。
そしてロシアやウクライナ
パレスチナ問題。
かの大統領は
「オレの力と手腕ですぐ終わらせる」
と豪語しておりますが
上から見下す強固な態度に
理解と支持を続ける国民は
どれだけいるのか。
こんなご時世の今だからこそ
大切なご家族を守る
住まいのこと
暮らしのこと
未来のこと
しっかり考えて進んで行きたいと
思っています。