いまから61年前
1964年6月16日の午後1時1分
新潟県粟島沖を震源とする
マグニチュード7.5の
地震が発生しました。
新潟市中央区、東区の建物、工場などに
多くの被害が発生し
石油コンビナートの火災は
2週間以上鎮火せず
黒い煙を上げ続けていました。
また竣工間もない昭和大橋の
橋げたが落ちてしまった映像は
大人になってから写真で
拝見しました。
能登半島地震の時と同じように
地中から砂が噴き出す
液状化現象があちこちで起こり
コンクリート造の建物が傾いたり
倒壊したりする被害も
多かったと聞きます。
その約2か月前に生まれていた私は
当然記憶はありませんが
川の水が揺れで跳ね上がり
道路が水浸しになったりしたと
聞きました。
私が住んでいたのは郊外の田園地域でしたので
建物やインフラなどには
大きな被害は無かったようですが
突然の大きな揺れで
さぞ怖かっただろうなと
想像いたします。
能登半島地震で大きな被害があった
新潟市西区などでは
ようやく復旧の動きが本格化して
解体工事や修繕工事も進み始めています。
人が暮らす建物と耐震強度は
今後も重要な関連性を持ち続けます。
家を購入する時の判断項目のひとつに
地盤の強固さ
建物の強固さ
耐震性については
しっかりと確認をしていただきたいと
思っています。