建物の解体工事は思い出と共に…

2024年07月01日

建物の解体工事は思い出と共に…

能登半島地震から半年が過ぎ
現地の復旧作業が遅れているとの
報道があります。
遅れているどころか
全く手つかずの地域もあるようです。
未だに水が出ない…
下水道が使えないなど、
厳しい現状が続いています。  

公費での解体工事の完工率は4%程度らしく
進んでいない現状を明確に表しています。

現在、建物の解体工事は年々規制が増えて
建物部位の材質により分別作業が増え
現地の作業も昔に比べると大幅に
時間がかかります。 
リサイクルの観点から仕方の無い部分ですが
有事の際は多少の規制緩和もあって良いのでは
と思ってしまいます。

新潟市の液状化被害等があった地域でも
公費の解体工事が進められているようです。
ただ業者の数も限られており
進捗は遅々としていて、被害にあわれた方の
一日も早い復旧を望むばかりです。

先日知り合いの解体業者と話す機会があり
被害の多かった新潟市西区エリアに
派遣されているのかと聞いてみると
現在は今まで依頼があった現場の処理があり
被災地への工事は全く手つかずとの事でした。
そもそも以前から解体業者さんは
とても忙しいらしいです。

それと全国的な課題になっている
【空き家問題】について 、
今までは古くても家屋が残っていれば
固定資産税の軽減措置が受けられましたが
今後空き家を放置し
【特定空家等】に指定されると
軽減措置は除外され、土地の固定資産税は
なんと6倍に跳ね上がります!
相続の義務化も強化され、今後大きな問題に
なってきそうな事例です。

弊社にも土地・建物の売却相談や
査定依頼が急増しています。
相続に直面している方
これから将来に向けて準備を進める方
まずは信頼できる業者に相談してみて
有意義な活用方法を
考えてまいりましょう。  
ページの先頭へ