雨風から住まいを守る外壁材について

新潟市は少し気温が緩み、午後から
雨模様になりました。
住まいを守るための項目はたくさん
ありますが、
本日は一番外側で頑張っている外壁
（サイディング）について。

一般的な木造住宅は大きく分けると
①金属製サイディング 
②窯業系（ﾖｳｷﾞｮｳｹｲ）サイディング
③タイル・セラミックなど
に分けられます。
そして縦方向に張る【縦張り】 と
横方向に張る【横張り】があります。

①金属製サイディングは
ガルバリウム鋼板（亜鉛メッキ下地の鉄板）
に塗装をかけたものです。

②窯業系サイディングは
セメントと木質系の材料を合わせ圧縮して
形成されたものになります。

③タイル・セラミック系は
大手メーカーさんなどで採用されていて
価格もびっくりするくらい高いです（汗） 

普及率が高いものは②の窯業系ですが
表面塗装や被膜もいろいろあって
最近は【親水タイプ】が主流ではないかと
思います。 
親水タイプは表面の水に対しての対応で
水滴にならず水が表面に広がって
汚れを洗い流す効果があります。

以前流行した【撥水タイプ】は
車のワックスを思い浮かべていただきたい
のですが
水を弾いて水が付きにくくしたものです。
一見良さそうに思われますが
弾くことによって表面に水滴が残り、
太陽光が当たるとレンズ作用のようになり
かえって外壁表面を傷めてしまう
事例がありました。

屋根材も同じですが
雨や風、直射日光から大切な家を守る外壁材
良い物を選んでいきましょう。