13年前の3月11日午後
日本中が大きな揺れに襲われました。
強い揺れと
巨大な津波によって
想像を絶する被害を
各地にもたらしました。
福島第一原発の冷却設備が破損し
メルトダウンを起こすという
2次災害もありました。
13年経った今でも
溶け落ちた燃料デブリは
取り出すことも出来ず
方法も処理施設も決まらないまま…。
立ち入りを制限され
地元に戻れない方がたくさんいます。
原発関連だけでも26,000人余りとか。
そのうち20,000人ほどが
県外に移住を続けているとの事です。
処理水の海への放出も始まりましたが
中国などから強い反発を受け
海産関連の住民の方々は
今まで通りのナリワイが
出来ないままのようです。
原発を再稼働させたい国の機関と
反対する地元住民、県民たち。
一部で再稼働する原発も出てきた中で
今回の能登半島地震。
寸断された道路や交通機関の中で
非難が困難とされ
再稼働への話し合いは
振り出しに戻ってしまいました。
【やっぱり今はやめておけ…】
という神の暗示なのでしょうか。
東日本大震災だけでなく
各地で起こった災害は
多くの教訓を残してきました。
それに学び
架設住宅の新しい形や
地域防災など知識も増え
行動する人たちもたくさんいます。
家庭内の防災についても
今一度見直す時期かも知れません。
非常食の確保や避難場所の確認
用意するものは3日分でいいのか?
それとも一週間分必要なのか。
にしても収納するスペースが必要になります。
これからの住まいづくりは
日々の生活だけではなく
万が一の備えに対しても
更に意識を高く持たなければ
ならない時期に来ているようです。