1945年8月6日 午前8:15に
広島市に原爆が投下され
多くの大切ないのちと
町全体にたくさんの傷跡を
残していきました。
80年経った今でも更に亡くなった方が
いらっしゃって、今年も新たな名簿が
慰霊碑の中に納められました。
【過ちは繰り返しませぬから】
と書かれたこの碑には
たくさんの思いが込められていて
平和への道しるべとなっています。
ほんとうに二度と繰り返しては
ならないのだと思います。
未だに戦火の絶えない世界情勢を見据え
いま私たちが考え、行動することの意味
もう一度考えなくてはなりません。
広島平和記念公園を訪れたとき
現地のガイドさんに説明してもらったのですが
原爆ドームの屋根部分
丸い鉄骨についている下地を支える
小さなL型の鉄の部材は
上空からの爆風によって下側に変形し
そのままのカタチで今も残っています。
熱と爆風の恐ろしさを感じる情景
今でも目に焼き付いています。
そして私たちそれぞれのご先祖に対して
慰霊のために行うお墓参り。
皆さん毎年行っているでしょうか。
お寺も人手不足?とのことで
各家庭を訪問して読経する棚まいりも
時間を事前に指定したり
お墓だけの読経にして少し省略したり
ココにも時代の流れがあるようです。
生きてきた中で
たくさんの方々からの支援のおかげで
今の生活があり命があり
自分が成り立っています。
ご先祖を粗末にするのではなく
今できるより良いカタチは
少しづつ変化しているようにも
感じています。
お盆はご家族みんなで
そんなことも考えてみませんか。
