先見の明（せんけんのめい）

新発田市駅前の東公園内に
かの実業家、大倉喜八郎翁の別邸が
移築され一般公開されています。 
 
1912年
東京の墨田川沿いに建築され
【蔵春閣】と呼ばれた建物は 
春の桜や川の情景などを背景に
国内の要人だけでなく
海外からのお客様を
最高の料理でもてなしたとか。

移築直後に拝見させていただきました。
日本風の建築工法ではありますが
洋風のシャンデリアや
イタリアから寄贈されモザイクタイルなど
現代では逆にここまでの建築物は
造れないのではないか…と思うほど
素晴らしい建物になっております。
最初は雪のほとんど降らない
東京都内に建築されましたので 
新発田市への再築は
雪の重みに対しての対策も
鉄骨などで施されているそうです。
 
大蔵喜八郎は
幼いころに丁稚奉公に出されましたが
数年で独立し、商売を始めるといった
機動力と判断力、先見性に優れ
日本の産業や教育、諸外国との
太く強靭なパイプ役となった
偉大な方でございます。 

日本の家屋は所有の建物だけでなく
景色や近隣の自然情景さえ取り込む
借景（しゃっけい）という概念があります。
窓を大きく
方位を考え
素晴らしい景観を生み出す。
そんな素敵な家に住んでみたいと
ちょっと思ったりしますが
莫大な財源が無いと
なかなか難しいと思います。  

現在、弊社で販売させていただいている
建売物件について
別荘ではないので景観は及ばないのですが
【夢の一戸建て購入】という
大きな人生設計の一つとして
お手伝いをさせていただきます。
アパート居住の場合の
上下左右への気遣い
近隣からのクレーム
特に小さなお子様のいらっしゃる方にとって
大きな問題になったり
悩みのタネになったり…。
 
気兼ねなく過ごせる
快適なお住まい
お考えになってみませんか。