お金の渡し方いろいろ…

2025年11月17日

お金の渡し方いろいろ…

コロナ過のころから買い物に行った際
お釣りを渡される場面で
直接の接触を避けるため手渡しではなく
トレーの上に置くという新習慣が出来ました。
現在もお店によっては直接渡さず
トレーに置くというところも多いです。



なんかイラっとしませんか?
目の前にいるのだから直接渡した方が
距離も短いし、早いと思うのですが
わざわざ下にあるトレーに置く。
お店の指導?
個人的な好き嫌い?

そもそも
平らなトレーに置かれた小銭は特に
取りにくいし、当然時間がかかるし・・・ 
むかついた場合はトレーごと持ちあげて
手のひらにジャラジャラ移すこともあって、
その間、店員はしら~っと待っている状態。  
某ホームセンターに行くと
このイライラが止まらなかったりします。

そんな中、
うちの妻がある洋品店に行った時の話。
≪サ〇キさんです≫
 
よく行くお店で、スタッフの中にとても感じの
良い女性の方がいらっしゃいます。
その方がレジで対応の際、おつりを渡すとき
「直接お渡ししてよろしいですか?」と
わざわざ声をかけてくださったとのこと。
小さな小さな、
ほんのわずかな一瞬の言葉ですが
とても丁寧なひとことで
感動してしまいました。
妻は更にそのお店が好きになったと
言っていました。
 
少なくとも私は買い物をしたときに
そんな言葉は聞いたことが無かったです。 

お店の指導ではなく、
おそらく個人のスキルだと思うのですが 
お人柄が感じられて、また行きたくなる
お店になります。

何かを頼まれた時
「それは出来ません」
ときっぱり最初から否定するか
「調べてみます」とか
「確認してみます」とか
何らかの努力をするかしないか。
相手にとって大きな印象の差になります。
クレームをつけるイヤなお客様もいますが
何も言わず黙って去ってしまうお客様の方が
大きな大きな損失になってきます。 

接客の多い私共の仕事もたった一言で
成果に大きな差が生まれてきます。 
ことばのチカラ、影響は
計り知れないものだと
痛感したのでした。  
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