新しい家を購入し、さあ引っ越し!
快適な住まいで楽しい生活スタート!
…と思ったら
何か目がちかちかする
喉が痛い
収まっていたアトピーが再発した
などなど
身体の不調を訴える場合があります。
現在使われている建築資材の中には
薬品が含まれている場合があり、
個人差はありますがアレルギー反応
などによって上記の症状が出てきます。
その主な原因として
【ホルムアルデヒド】 があげられます。
防腐剤としての効果がありますが
刺激臭や揮発によって
反応が出てしまうようです。
最近は含有量を制限した証として
F☆☆☆☆(エフ フォースター)の
基準を満たさないとJIS規格に適合せず
販売できなくなっています。
でも含有量が少ないとはいえ
ゼロにはならず
「うちの会社の商品は無垢材を使用
しているので化学物質の心配は不要です」
という会社があっても
上記の化学薬品は
キッチンの扉、棚板、壁紙、施工の際の
接着剤にも含まれているため
完全なゼロは難しいかと思います。
お店で販売している赤ちゃん用の衣類などが
袋に入っているのもそのためです。
住めないじゃないか~とお嘆きの方に
対策としては
建材に含まれている上記の成分を
早く無くしてしまうこと。
揮発性なので
換気をするのが最重要です!
併せて室内温度が高い方が
揮発量は増えてきますので
あえて暖房を使い、より早く
成分を揮発させることも大事です。
植物の光合成も効果があり
観葉植物をあちこちに置いたり
吸収性のあるカーテン生地を使うことも
有効です。
世に存在する 様々な成分、薬品。
完全に無くすことは難しいのですが
ちょっとした工夫で改善出来ますし
住めない理由・不満を列挙するのではなく
小さな工夫によって
より良い住まいになっていくと思います。